2014年10月14日

サウンドメッセ in 大阪 2014

先日、10月11日(土)、今年もサウンドメッセに行って来ました。
今年で3年連続の出席で(笑)、雰囲気も大体分かっているので細かい説明は省きますが、今年は会場自体、少し工夫されていたようで、デモ演奏等は少し離れた場所でされていたようですし、ブースの中ほどには、とりあえずの防音部屋がいくつか用意されていました。
会場内もゆったりとした感じで、以前に比べると少しずつですが良くなっているように思いました。











毎年顔を出していると、ルシアーさんも覚えていてくれて、
「あ、どうもお久しぶりです」
「調子はいかがですか?」
ギターフェスとはいえ、やはり人と人との繋がりから始まるのは基本。
勿論、個人的には自分が興味のあるギターを作られるルシアーさんが中心になりますが、ギターだけでなく、その人にお会いできるのも、このサウンドメッセでの楽しみの一つでした。




昨年、大変お世話になった坂田さんにまずはご挨拶を。
今年のギターについてお話を伺いながら、しばらく占拠してしまいました。
私は、坂田さんのギターの中では、何といっても”D"が好きなんですが、今年も一本ありました。









古谷さんのソロ・コンソルト
バランスがよく、抜けの良いはじける感じで深みもありました。
ブレーシングを尋ねると、ノンスキャロップとの事。
グラデーションをつけた工夫をされているとお聞きしましたが、私にはさっぱり。(笑)
いい音してました。







政田さんのグランド・オーディトリアム
こちらもいい音してました。
以前のギターよりも個性が感じられるように思いました。
弾いていて気持ちが良いギターでした。
気持ちよさそうに弾いておられた友人のショットも。









西原さんのレイデン
彼の工房には何度かお邪魔させて頂いていた事もあり、今回のギターは私にとっては大変興味深いギターのひとつでした。
これは個人的な考えですが、彼のギターは、爪弾くタイプの弾き方よりもしっかりとピッキングした時に本領が発揮されるように思っていました。
特に、今回のアディロン、ハカランダのモデルは、そういうコンセプトで作られたとお聞きしました。
こういうギターは、しっかりと弾きこまれる事で大きな変化を遂げるのではないか・・・そんな想いで弾かせて頂きました。
数年後が楽しみなギターです。











最後に、今回の感想を少し。
勿論全てのギターを弾いた訳ではありませんが、ルシアーさんのギターと楽器店が持ち込んだギター・・・これには大きな違いがありました。
ルシアーさんのギターは、どれを弾いてもしっかりと調整されていて、弦高が高い低いはあるのでしょうが、オフ会で皆さんがお持ちになるギターと同様、ギターに愛情を持って接しておられるのが伝わって来ます。
ところが、楽器店のギターを弾いた時・・・新品のギター、しかも100万もするギター、しかも、試奏されると分かっているギター・・・そのギターのネックが信じられないくらい順反りしていました。
そのギターを作ったルシアーがその場にいたら、どう思うでしょうか?
こんな事は、普段楽器店に行けば極普通の出来事ですが、ルシアーの方々のギターと接する事で、楽器店の楽器屋たる由縁が見えてくるように思いました。

ともあれ、今回のメッセでは、オフ会で集まって頂いた方々との再会と食事会も実現できました。
やはり、皆さん方と一緒に回れたのは、楽しさが100倍にも感じました。
またご一緒したいと思いながら、急にお腹が減って倒れそうになったので、帰りは3人で焼肉屋へ。
お腹パンパンです。(笑)
皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました。


おまけ

メッセでの素晴らしいギターの音がまだ残っているうちに、帰宅後すぐにバラニックとの比較が恒例行事になっておりまして、ついでに録音してみました。
最近、秋晴れの気持ちよい日が多かった事もあり、ギター自体も調子が良いのは感じていました。
リバーブは掛けていますが、イコライザー処理はしていません。



posted by gonbe at 08:05| Comment(3) | おと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

2014年 大阪オフ

9月21日(日)、今年も大阪でささやかなオフ会を開く事が出来ました。
数日前から台風という情報もありましたが、当日は少し蒸し暑いものの良く晴れた一日となりました。

さて、今年も10時から18時まで会場をお借りしておりましたが、開館前によしださんとmifuさんが既に到着されたと連絡を頂き、私は池ちゃんさんに車で拾って頂いて会場に到着。
会場前には既にササンさんがお待ちになっておられました。
で、今年も例のギター好きのマスターの喫茶店でコーヒーを。
よしださん、mifuさん、ササンさん、池ちゃんと再会を喜び合うのもつかの間、すでにギターの話で盛り上がっていると、そこにアコなびさん到着の知らせが入り、今年はアコなびさんを引っ張り込んで(笑)ギター談義です。

10時過ぎに受付で手続きを終え、会場にギターと機材を搬入。
私は録音と機材のセッティングの準備にあたふたとしている中、皆さん、既にギターを並べて物色中。
もう既に始まってま〜す。(笑)
私はと言えば、マイクスタンドは持ってきたものの、マイクを忘れて家まで取りに帰る始末。
やってしまった・・・(~_~;)(池ちゃんさん、ごめんね)

こんな感じで準備が終わり、ギターを味見し始めた頃、y@maさんとgaraさんがご到着。
再会を喜び合うとお腹が減ってきたので、名物へ。

今年も旨かった。

名物から帰って来ると、なにやら凄い事に・・・。

y@maさんのおにゅーのソモギ・・・?
お聞きしたところによると、ギターの中で猫が鳴いているので、静かにさせているとの事。
このお二方はやっぱり凄いです。
あっという間に症状を分析してリペアされていたのには驚きました。

さて、ギターの弾き比べも盛り上がって来た所で、そろそろ演奏の方も・・・という事で、皆さんに演奏をお願いしました。
今回は、時間的な事もありましたが、オーナーの方が弾く音を録音したいという思いもあり、演奏とギターの音の両方を一度に録音させて頂きました。
事前に何もお伝えしていなかった為、いきなりの人前での演奏となり、準備不足で本当に弾き辛かった事と思います。申し訳ありませんでした。
ただ、編集中に思いましたが、皆さんが弾かれるギター、素晴らしいと思いました。
編集後も何度も聴かせて頂いて、なかなか後の作業が進まなかったほどでした。

前置きが長くなりましたが、皆さんの演奏をお聴きください。
演奏頂いたmifuさん、池ちゃんさん、y@maさん、ohtaさん、よしださん、ササンさん、本当にありがとうございました。m(__)m
なお、マイクはブルーベイビーボトルを使用。
ノーマライズ、イコライザー処理はしていません。
リバーブはミドルタイムのものを掛けてあります。(吉田さんのファイルのみ、ステレオディレイを重ねて使用)



























さて、皆さんの緊張が一気にほぐれた所で、今回のメインイベントの開始です。
昨年に続き、今回も北海道からギターリストの佐藤 匠さんにお越し頂きました。

佐藤さんは先日、ニューアルバム「Invisible」と同楽譜集をリリースされたばかりで、昨年のオフ会に参加して頂いた事がきっかけで、アルバム完成前から「買いま〜す!オフ会に来てください(*^。^*)」とお願いしておりました。

実は、佐藤さんと初めてお会いしたのは、彼が藤井ギターのオーダーの為に富山の工房に行かれた時に、y@maさんからお誘い頂いてご一緒させて頂いた時でした。
今回、その時にオーダーされたギターをお持ち頂きました。
少し話を伺いましたが、やはり人前で一定の時間弾き続けるという、プロの観点からのこだわりが随所に感じられるギターでした。
オフ会ではアルバムからご紹介程度に少し弾いて頂けたら嬉しいと思っておりましたが、y@maさんが気を遣われて根回しして下さったみたいで(*^。^*)、30分ほどのサプライズコンサートとなりました。
2曲目と3曲目では、曲のイメージに合う池ちゃんさんのサカタギターを弾かれています。
大分お気に入りの様でしたよ。(*^。^*)
私も録音しながらでしたが、心から演奏を楽しませて頂きました。
どこか懐かしい様な郷愁とやさしさ、そして安定した演奏、佐藤さんのお人柄とプロの凄さを感じました。
佐藤さん、是非またお越しくださいませ。
本当にありがとうございました。



それでは、佐藤 匠さんの演奏をお楽しみください。




さて、最後になりましたが、今回集まってくれたギター達をご紹介します。
詳しいスペック?・・・このブログを見てくださるあなたなら、大体わかりますよね。

向かって左から、ohtaさんのLowden、mifuさんのLowden



ササンさんのBaranik、gonbeのBaranik




y@maさんのSomogyi



ササンさんのKohei Fujii、アコなびさんのKeisuke Fujii



よしださんのCat's Eye、Takamine、Larrivee



garaさんのBlueBell、池ちゃんさんのSakata


今年もこんな風に楽しい時間はあっという間に流れていきました。
もう撤収?と言う感じで後片付けをしながら、今回も皆さんとお会い出来て本当に良かったと心から思いました。




さぁ、おまたせしました。
今年は何杯いった?・・・(笑)
恒例のビアハウスでアフターです。

本命y@maさん、対抗garaさん、そこにアコなびさんとohtaさんがどれだけ肉迫するか興味津々の下戸でしたが、これだけのギター好きが集まると、ビールをあてにギター・・・みたいな(笑)
勿論、今年も話が濃すぎてとてもお書き出来ませんが、まぁ、凄い盛り上がりでした。
途中、アコなびさんからレコーディングのお話やギターの事もお聞き出来て、とても勉強になりました。

で、何杯やねん?・・・結局下戸という事で。(笑)

今年ご参加頂きました皆様、大変お世話になりました。
また、たくさんのお土産、お心遣い、本当にありがとうございました。
そして楽しい時間をありがとうございました。
またお会い出来ますように・・・。m(__)m



posted by gonbe at 04:07| Comment(10) | おと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

'14 オフ会のお知らせ

今年も気がつけばもう9月。
仕事がバタバタ状態とはいえ、月日が過ぎ去るのが早すぎる今日この頃ですが、皆さんお元気でしょうか?

そんな中、今年もy@maさんにケツをたたいて頂いたお陰で、大阪オフ会を開催させて頂ける事となりました。
今年はどんなギターに出会えるのか。そして皆さんの素晴らしい演奏を聴かせて頂けるのも楽しみです。
もうひとつのニュースは、ニューアルバムが完成したばかりの佐藤匠さんが北海道からお越し頂ける事です。
CDと楽譜は勿論、アルバム制作秘話も伺う事が出来たらいいなと思っております。
そして、ギター談義とトルコライス、アフターはビアホールという予定になっております。(笑)

日時:9月21日(日)10時頃〜18時頃
場所:大阪市立芸術創造館(音楽練習室大レコーディングスタジオ)
例年通り、私は10時に受付で手続きを終えた後、準備作業をしていると思いますので、皆様テキトーにお集まりくださいませ。

今年も楽しみにお待ちしております。
皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m

gonbe
posted by gonbe at 00:08| Comment(16) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月27日

nishihara guitars へ

5月と6月の二回、京都の京丹波町に工房を移転されたばかりの「nishihara guitars」さんにお邪魔させて頂きました。
西原さん、大変お世話になりました。

西原さんについては、ササンさんと池ちゃんさんからお話を伺っておりましたが、昨年のサウンドメッセで、彼の新旧のギターを弾く機会があり、個人的に大変印象に残るギターだったのを良く憶えておりました。
そんな時、池ちゃんさんから工房に行く機会を頂いて、ご一緒させて頂きました。
池ちゃんさん、ありがとうございました。


大阪から車で2時間ほど、のどかな山のふもとに到着。
西原さんが笑顔で出迎えてくれました。
ほんまに自然に囲まれた素晴らしい場所で、到着後、しばし時を忘れてしまいました。





古い民家を工房兼住居として使われているそうで、ギター作りには最適な場所だと思いました。
右が母屋、左の方は、機械類や塗装部屋があるそうです。








母屋にある仕事部屋です。
欄間が・・・さすが古民家。





ストックされている材。
これはほんの一部ですが、材が反らない様に板や木材で重石がされています。





製作途中のネック。


イングルマンスプルース・トップ


インディアンローズウッド・サイドバック


ジャーマンスプルース・トップ


マッカーサーエボニー・サイドバック
このサイドバック材は、5月に訪問した時には、まだ板の状態でした。
あの板がこんなに美しいギターになるんですね。


これは、結構手間がかかるそうです。


こういう所にさりげない遊び心が感じられるデザインが私は好きです。


西原さんが目指しておられるギターは、まず丈夫である事。
材選びでは、タッピングによる音の違いや材の特性等を考えながら、こういう方向の音になるだろうというイメージをしっかりとお持ちでした。
面白かったのは、ブレーシングに使う材も、転がしながら音を聞いて選ぶというお話でした。

2回にわたり、ほぼ半日ずつお仕事の邪魔をしてしまいましたが、ど素人の私の話にも本当に熱心に耳を傾けてくださり、長い時間お話して頂きました。
サウンドメッセでの第一印象でもそうでしたが、ギターに対しても人に対しても本当に真摯な方です。
世の中には良い音のギター、素晴らしいギターは沢山あります。
音的な事を言えばきりが無く、自分が欲しい音というものもイメージ的なものであり、それを伝えて理解してもらうのは至難の技です。
しかし、そういう事よりも、自分が弾いていて気持ち良く、入り込めるギター・・・それが第一条件のように思います。
彼のギターにはそれがありました。ギターの音色に心を感じるのです。

ちょっとオカルトになってしまいましたが(笑)、西原さんが作るギター、これからどんなギターが生まれるのか本当に楽しみです。
そんな事を考えながら帰路につきました。

nishihara guitars

p.s.西原さん、パパになりました。おめでとうございます。


posted by gonbe at 14:34| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月25日

y@maさんオフ

遅くなって本当にごめんなさい・・・
と、お詫びから始まりましたが、3月29日に、大阪でプチオフがありました。
ご報告が大変遅くなって本当に申し訳ありませんでした。

このy@maさんオフ(勝手に命名させて頂きました)は、以前、y@maさんが藤井さんにオーダーしておられたギターが完成したのがきっかけで、それは是非弾いてみたいと・・・おまけに、私がソモギも弾きたいとお願いしたものですから、ギター2本を背負って関西までいらしてくださいました。
y@maさんには、これまでも大変お世話になってきておりますが、今回も、言葉では言えない位お世話になりました。
y@maさん、本当にありがとうございました。

お持ち頂いた Fujii-No.14(2014)とSomogyi-No161(1996)



Fujii-No.14(2014)







藤井さんのギターは、デザインも素晴らしいですし、本当に綺麗なギターでした。
サイドバックはウェンゲという材
ちなみに、ちょっと調べてみると、マメ科の広葉樹で、導管が太く、カンナの刃をよく研磨しておく必要があるとある。
気乾比重=0.79〜0.88
(ちなみに、マホガニーは、0.65 ハカランダは、0.87)

当日、マイクスタンドを忘れ、テーブルの上にマイクを置いて録音(笑)
とりあえず雰囲気だけですが録音してみました。




Somogyi-No161(1996)







サイドバックはメープルですが、本当に柔らかくふか〜い音がしていました。
弾いているうちに、ハンドメイドの手のぬくもりみたいなものを感じたのですが、こんな事は初めてでした。




当日、オフ会の場所を提供して頂いた池ちゃんさん、仕事を終えられて駆けつけて下さったohtaさん、お忙しい中、都合をつけて足を運んで頂いたgaraさん、そして遠い所遠征してくださいましたy@maさん、本当にありがとうございました。
短い時間でしたが、その後のアフターでは、物凄い盛り上がりでした。
とてもここではお書き出来ないお話しばかりですが、下戸の私がビール3杯?4杯?だったかな〜
自分でも信じられませんが、よほど楽しかったんですね。
皆さん、本当にありがとう。またお会い出来ますように。
posted by gonbe at 22:42| Comment(12) | おと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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